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”ジャバラ”とは

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”ジャバラ”とは

ジャバラと小田原ちょうちん

ジャバラって何だろう、という人も多いかも知れません。


ジャバラの形状は、ちょうちんに似ています。ちょうちんは、竹ひごで作るフレーム、和紙で作る膜、和紙の表面に塗る防水剤、和紙が縮んでできるジャバラ状のひだ、竹ひごと和紙を接着する糊でできあがります。


一方、工業用途で活躍するジャバラは、竹ひごが鋼のリング、和紙がナイロン、テトロン、セラミック織物などの膜材、織物の表面に被覆した合成ゴム、テフロンなどの材料、膜材の伸びを利用したヒダの形成、膜材の物理特性にあわせた特殊接着剤。ジャバラの構造は、まさしく「ちょうちん」そのものです。


もうひとつ、そっくりさんをあげれば、それは動物のアルマジロです。アルマジロの体は、皮膚が変化した硬い甲羅で覆われています。外敵に襲われると体を丸めて硬い甲羅で防御し、敵があきらめてたちさるまでジッとしています。アルマジロの甲羅にはジャバラ状のヒダがあり、伸ばしたり丸くなったりできるのです。


工業用途のジャバラは、柔軟に伸び縮みする膜に、その用途にあった強度を持たせています。頑丈でありながら柔軟に伸縮するジャバラは、まさに鋼鉄製のアルマジロと言えるでしょう。

キャノピー

ジャバラの一つに、飛行場で見かけるキャノピーがあります。

キャノピーとは、天蓋(てんがい)のこと。

飛行場では搭乗通路と航空機を繋ぐ部分に使われています。


このキャノピーの開発にあたっては、航空機と接触する部分の圧力を500gf/tに維持すること、航空機の側面を流れる雨水が乗客通路側に流れ込まないこと、マニュアル運転でキャノピーの出し入れができることなど、開発スタッフにとってたいへん厳しい課題がありました。

しかも従来のジャバラにはない、いくつかの特許部分があり、新しいアイデア、新しい発想など創意工夫で新機構をつくり出すことが、新製品開発の勝負のポイントになっていました。


そしてある日、「各種の旅客機胴体曲線に添うようにキャノピーの倒れを制御する機構を設ければ…」というひらめきからすべての課題が解決し始めました。

回数を重ねた試作品が、とうとう完成し成功したときの喜びは簡単に言葉にはできませんほどでした。


今では日本で作られる搭乗通路のすべてに使われているキャノピー構造は、私たちの試作工場で産声をあげたのです。


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