ジャバラ通信
ジャバラ通信 vol.43
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ジャバラ通信 vol.43 2024.6.15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつもお世話になっております。株式会社ジャバラでございます。
本日もジャバラ通信をお届けします。
【かさ密度10分の1】
NIMS発のベンチャー Thermalytica社 が開発した高機能断熱素材「TIISA」(耐熱温度-253度から1000度以上)は、
個体断熱材の中でも最も高い断熱性を示すシリカエアロゲル(約0.017ワット/メートルケルビン)の粒子径を1000分の1,
かさ密度10分の1にし、体積当たり断熱性能はそのままのため、材料コストを10分の1にし、最高の断熱性、耐火・耐熱性、
軽量性を実現しています。
期待される用途および耐熱温度
・液化水素運搬・貯蔵 -253度
・医薬品のコールドチェーン -80度
・断熱素材・断熱医療 -55度
・建物断熱・家電断熱 -20度~40度
・工場省エネ・プラント断熱 200度~800度
・宇宙産業・EV熱暴走対策 1300度
断熱によるエネルギーコストの削減はもとより、液化水素運搬時の断熱性能を上げることで、運搬時水素消耗約30%を
抑制できるなど、地球のサスティナビリティへの貢献が大いに期待されます。Thermalytica社は、宇宙環境適用性の評価や
エアロゲル3D造形技術などさらなる開発にまい進しています。
株式会社Thermalytica TIISA
https://www.thermalytica.com/tiisa/
断熱といえば、当社ジャバラには、空気断熱による耐熱振動吸収用フレキシブルジョイント「エアブル」という製品が
ございます。
========
当社のご紹介
========
■法務・知財権担当部門の活躍
法務と知財は、どちらも法律を扱う仕事ですが、その業務内容は色々な点で異なります。
法務・知財という専門性の高い仕事に興味があるけれど、違いがいまいち分からないという人も少なくないでしょう。
法務は企業内外での法律全般に関する業務を行います。
他社との契約の締結
訴訟やクレームへの対応
社内のコンプライアンス教育
社内規定の作成 等
知財は、特許・意匠・商標・著作権などの知的財産権に関する業務を担います。
それぞれの知的財産権の出願・権利化や、保有している権利の管理・行使が主な仕事です。
法務と知財は協働することが少なくありません。
当社も法務・知財権を統括した担当部署を設けています。
法務部門として、特許申請に関する覚書や海外向け商品製造販売に関する契約書の締結管理、知財部門として、
特許出願する際に申請内容を関係部署と連携を取る等の活動を同時に行ってます。
また、当社で開発したジャバラの商標登録も行っており、近年の商標登録は以下の通りです。
・登録6445415「プロテガ」:工作機械用スチールカバー
・登録6690342「カバネル」:コンテナ間繋ぎ通路
・登録6802317「エアブル」:空気断熱による耐熱フレキシブルジョイント
今後も当社の法務・知財権担当部門は適切な契約締結管理や知的財産の創造・活用・管理等、当社の発展への一助と
なっていきます。
では、次回通信をお楽しみに。
一覧へ戻る