ジャバラ通信
ジャバラ通信 vol.54
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ジャバラ通信 vol54 2025.5.15
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いつもお世話になっております。株式会社ジャバラでございます。
本日もジャバラ通信をお届けします。
【地球温暖化のいま】
太古の動植物の死骸が二酸化炭素を含んだ状態で蓄積されてできた化石燃料を掘り起こして燃やすことで、地中にあった
二酸化炭素が大気中に放出されます。
森林を伐採し、木を燃やすことで、木材が吸収していた二酸化炭素が大気中に放出されます。
地球は、大気中の温暖化ガスによって冷えすぎないように守られてきましたが、大気中への温暖化ガスの急激な放出に
よって、地球の気温が上昇しています。
温室効果ガスには、二酸化炭素のほかに、地球温暖化係数25(温暖化効果が二酸化炭素の25倍)のメタンガスなどがあり
ますが、人間活動による温室効果ガスとしては、二酸化炭素の量が最も多いことから、二酸化炭素が基準となっています。
産業革命以前
産業革命以前の地球の平均気温は14度Cでした。
温室効果ガスが増加したのは、化石燃料を利用するようになった産業革命以降といわれ、大気中二酸化炭素の世界平均濃度は
産業革命前の280ppmから2023年の420ppmまで1.5倍に増加し、気温は1.5度C上昇しています。
気温1.5度Cの上昇により、異常気象の頻度は1.5倍になります。
2100年までに最悪でさらに4度C上昇すると予測されており、食料、水、生態系への影響は計り知れないものになります。
さらに、北極圏では、氷河が融解し、封じ込められていた太古のメタンガスが大量に噴出しているという報告もあります。
トランプのパリ協定の離脱により、世界の温暖化対策は後退傾向にありますが、当社は、エコアクション21の活動を通して、
温室効果ガス削減の取り組みを継続していきます。
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ご報告
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■日本鉄道車輌工業会に入会
2025年4月1日付で当社は日本鉄道車輌工業会(以下、鉄車工)に賛助会員で入会致しました。
鉄車工は鉄道車両と鉄道車両に搭載される電気機器、部品の生産に携わる多数のメーカにより構成されています。さらに、
多くの鉄道事業者も特別会員として参加されています。
当社は鉄道車両部品として、全周ホロ、タワミ風道、在来ホロの製造販売実績を評価され入会承認を受けることが出来ました。
鉄車工に入会し、以下項目の強化を図ります。
1)業界内での情報交換や協力関係の構築強化(人脈を広げる)
2)最新の技術動向や研究成果、業界の技術標準をいち早く入手
3)鉄道車両に関する国内外の技術規格や策定の情報入手
4)鉄道車両関連製品の輸出促進や国際市場での競争力向上
5)業界内外における信頼性の向上
当社は今後も持続可能な鉄道車両部品製造への挑戦を続けて参ります。
では、次回通信をお楽しみに。
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