ジャバラ通信

ジャバラ通信 vol.55

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ジャバラ通信 vol55     2025.6.15
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 いつもお世話になっております。株式会社ジャバラでございます。
本日もジャバラ通信をお届けします。

【ネガティブエミッション NETs】

 前回に続き、CO2削減について
 再生可能エネルギー導入や省エネなど *CO2の排出量を減らす* 対策に対して、CO2を直接回収し、再利用または貯留固定化
するなど *大気中のCO2を削減する* というのが、ネガティブエミッションです。

ネガティブエミッションのさまざまな手法
・植林・再生林  植林や森林の再生で、CO2の吸収・貯留化
・土壌炭素貯留  バイオマス中の炭素を土壌に貯蔵化
・バイオ炭    バイオマスを炭化し炭素を固定化
・BECCS      バイオエネルギー利用時の排出CO2を回収し、地中に固定化
・DACCS      大気中のCO2を直接回収し地中に固定化
・風化促進    玄武岩などの岩石を粉砕し、岩石に含まれるカルシウムやマグネシウムとCO2が結合することでCO2を固定化
・ブルーカーボン 大型海藻の養殖などでCO2を貯留化
・海洋アルカリ化 海水にアルカリ性の物質を添加し、海洋の自然な炭素吸収を促進
・人口光合成   太陽光とCO2を利用して、燃料や化学物質を合成するCO2の再利用・固定化

 火力発電に頼る日本は、ネガティブエミッションなしには、カーボンニュートラルの実現は困難です。
 先般、日経BPが、投資マネーを呼ぶ将来有望な50の最新技術を「テクノロジー未来投資指数」の順位で発表していました。
2位には、岩石風化促進が、4位には、人口光合成がランクインしています。
岩石風化技術は、岩石の細粒化によって、CO2の固定化面積を拡張し風化スピードを大幅に促進することが可能です。この技術
にはすでに、Google、Microsoftなどのテック大手企業が投資しています。
 ネガティブエミッションが、地球環境に貢献すると同時に、事業として将来有望ということでしょう。

テクノロジー未来投資指数:
 「日経クロステック」とZuvaが共同で開発したもので、スタートアップ企業の資金調達動向から技術の成長期待値を指標化
したもので、研究開発や技術投資の戦略立案などに役立てられると期待されている。

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当社ジャバラのご紹介
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■免振継手
 南海トラフ地震、首都直下型地震に代表されるように大地震の発生の懸念が高まっています。

ジャバラにおいても地震対策用の商品として免震継手がありります。
免震継手とは主に免震建物に使用され、建屋側と地面側との揺れの差を吸収させるダクトになります。

用途によって空調用、排煙用、煙道用とに分けられ、特に煙道用については耐熱550℃ほどの温度対応ならびに柔軟性の製品が
求められています。
ジャバラでは、各種試験装置を用いて煙道用に耐える製品の実現化に成功しております。

今後もお客様が、より満足できるような製品を卓越した技術により実現化して参ります。

 では、次回通信をお楽しみに。






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