ジャバラ通信　vol.33

ジャバラ通信　vol.33

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ジャバラ通信　vol.33　　　　　2023.8.15
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　いつもお世話になっております。株式会社ジャバラでございます。
本日もジャバラ通信をお届けします。

　あまりの暑さに、今年は蚊のいない夏で終わりそうです。
水分補給を怠りなく、くれぐれも熱中症にお気を付けください。

【シン資本主義】
　二酸化炭素排出地球温暖化による異常気象（猛暑、干ばつ、大雪、台風の巨大化、大雨と洪水）は、多くの死者、甚大な被害を
もたらしています。被害者と被害の度合は二酸化炭素排出量の多寡にかかわらず無差別であることはいうまでもありません。

　コロナ渦において私たちの多くは、エッセンシャルワーカー（生活インフラ維持に必要不可欠な職業従事者）という呼称を
はじめて知ることになり、（エッセンシャルワーカー　代表的な７職種：医療従事者／スーパー・コンビニ・薬局店員／介護
福祉士・保育士／区役所職員・警察官・消防士／バス・電車運転士／郵便配達員／トラック運転手／ゴミ収集員）エッセンシャル
ワーカーが必ずしも、その必須度と献身度と危険度に見合った報酬を得ているわけではないことに気づきます。

　2022年1月、アメリカ合衆国連邦裁判所は、2015年にダラプリム（主に免疫不全症患者の感染症治療薬）の販売権を買い取った
のち、その価格を50倍以上に引き上げて暴利を得たことで、「米国で最も嫌われる男」と呼ばれたマーティン・シュクレリに、
製薬業界への就業を生涯禁じるとともに、値上げによって得た収益6460万ドルの返還を命じました。
　これに対して、ロバート・ライシュ氏（格差社会の到来を予言し米国第32代労働長官を務めた）は、「シュクレリの間違いは、
他の多くの人たちがウォール街や社内の重役室でやっているのと同じことを大胆に行なったことだ」と指摘しています。

　と、近年の多くの事象は、資本主義の問題点を浮き彫りにしているようです。

　宇沢弘文博士の「社会的共通資本」、スティグリッツ教授の「進歩的資本主義」の枠組み、ドラッカーのいう「知識社会
（ポスト資本主義社会）」。
　誰もが人間らしい生活（安全、医療、教育、食生活、住環境、自由と機会）を享受できることをベースに、その一環として
格差の解消と社会インフラの整備、持続的な社会を追求する、より高度な資本主義社会の実現が求められているといえるでしょう。

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当社製品のご紹介
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■化学工場における振動篩器用ジャバラ
化学工場において生産される粉粒体、たとえばポリエチレン（PE）・ポリプロピレン（PP）・ポリスチレン（PS）などは食品
などの包装資材として幅広く使用されています。身近なものですと冷凍食品の外装、歯磨き粉のチューブ、ラップなどです。

粉粒体は用途によりパウダー（粉末）、ペレット（粒状）などの状態に加工され、それらを溶かしてフィルムまたは容器に成型
され、梱包材、食品容器として使用されます。

粉粒体の粒がバラバラですと溶かす際に厚みなどが均一にならない為、粒の大きさを均一にする為に選別する必要があり、この
選別時に使用されるのが振動篩器（分級器）と呼ばれる機器で、振動により篩にかけ選別していきます。
粒を振動篩器に投入・排出する際に、振動篩器より発生する振動を配管に伝えないようにする為、”振動の縁切り”用として
ジャバラを使用します。

ジャバラへは絶えず振動を受けている事から消耗が激しく、交換サイクルが短いものが多く見られます。
当社では、長年にわたり振動篩器用ジャバラを製作しており、蓄積されたノウハウがありますので、現在ご使用されている製品
について、高寿命化にむけて改善提案をする事が可能ですので、遠慮なくご相談下さい。

詳細は下記当社ホームページをご覧ください。
https://jabara.co.jp/products/292/

　では、次回通信をお楽しみに。