ジャバラ通信

ジャバラ通信 vol.12

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ジャバラ通信 vol.12     2021.11.15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 いつもお世話になっております。株式会社ジャバラでございます。
本日もジャバラ通信をお届けします。

 国土交通省によると、日本の面積は世界の0.25%にもかかわらず、地震の発生回数は、世界の18.5%と極めて高い割合となっているということです。
近い将来に発生の切迫性が指摘されている大規模地震は、南海トラフ巨大地震、首都直下地震などです。
https://www.mlit.go.jp/river/earthquake/future/index.html ※リンク先ページ404のためリンク削除(2023/4)

 正常性バイアス

 正常性バイアス(Normalcy bias)とは、災害などの危機状態において、「自分は大丈夫」とか「たいしたことはない」などと、自分にとって都合の悪い情報を
無視したり過小評価したりする心理的偏向をいいます。
これは、ヒトがパニックになったり、過剰反応によって疲弊しすぎるといったことへの一種の防衛本能だそうです。

 たとえば、駒澤大学の平成大津波の情報
https://www.komazawa-u.ac.jp/~fumio/k2020/e-earthquake/e-3.html
によると、東日本大震災では、沿岸部で津波警報から津波が3mを上回るまでの時間は、30分から約2時間でした。30分あれば避難には十分な時間です。
警報と同時に避難を開始していれば、ほとんどの住民は助かったと思われます。亡くなった方の多くに、この正常性バイアスが働いたと考えられます。
加えて、非常時に多数の人と同じ行動をとろうとする、多数派同調バイアス(Majority synching bias)という心理的偏向も作用します。

 では、これらの心理的バイアスに左右されずに、危機状態の中でより良い判断をするには、どうしたらよいでしょう。
・普段から、あらかじめ危機を想定し、行動の選択肢ごとに被害を見積ったうえで、対応する行動を計画しておく
・避難経路などについては、実際に歩いてみて所要時間を計測し、足場の状態や避難所の状況を確認しておく
・危機に遭遇し、判断に迷ったら、自分が正常性バイアスや多数派同調バイアスにかかっていないかを自問してみる
といったことになりそうです。

■困ったときは、(株)ジャバラへ相談♪
 当社は60年以上に亘って積み上げてきたノウハウと経験があります。
お客様がお困りの場面でこそ、この経験を活かすことが出来ます。

多彩な商品群、用途に合わせた材料選定、迅速な現場対応、ニーズに合わせた「一品一様」の対応が出来ることが強みの会社です。

近況では、産学連携による素材開発の取り組みなど、現在進行形で日々開発に取り組んでおり、中長期に渡る製品開発にも力を入れて対応しております。

 こんな事相談しても大丈夫?という内容でも、お気軽にご相談ください。
解決の一助になるかと考えます。

 では、次回通信をお楽しみに。






一覧へ戻る
お問い合わせ お見積り