ジャバラ通信

ジャバラ通信 vol.42

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ジャバラ通信 vol.42     2024.5.15
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 いつもお世話になっております。株式会社ジャバラでございます。
本日もジャバラ通信をお届けします。

【スペースデブリ】
 打ち上げられたロケットから切り離された上段/役目を終えたロケットや人工衛星の一部や破片/および中国、アメリカ、
インド、ロシアが行なったミサイルによる衛星破壊実験による破片。などが大量のデブリとなって、地球の周りを音速の
20倍以上のスピードで回っています。スペースデブリが衛星に衝突する事故も起きており、宇宙飛行士が危険にさらされる
など、宇宙事業の喫緊の課題となっています。アメリカはその後、衛星破壊実験を実施しないことを決定・表明し、国際規範
として確立していく方向です。
 スペースデブリを観測・除去する事業を行なっているのが、日本のアストロスケールホールディングス(以下、アストロ
スケール社)(JAXAと連携)とスイスのクリアスペース社(ESA:欧州宇宙機関と連携)です。

 アストロスケール社は2021年、デブリ除去技術実証衛星を打ち上げ、自ら放出した模擬デブリに接近・捕獲する実証実験に
成功しました。
 また、今年2月には、H2Aロケットの上部(全長11メートル、重さ3トン)の大型デブリに接近し調査するためのデブリ除去
実証衛星の打ち上げに成功し、位置情報発信のない「非協力物体」への接近・調査という難題に取り組んでいます。
 アストロスケール社は、日本、英国、米国、欧州等に子会社や拠点をおいて調査研究・サービス導入契約の締結・補助金の
獲得を進めており、
4つの軌道上サービス
1)衛星運用終了時デブリ除去サービス
2)既存デブリ除去サービス
3)寿命延長サービス
4)故障機や物体の観測・点検サービス
を通じて、長期的かつ持続可能な宇宙利用の実現への貢献を目指しています。

 アストロスケール社の着眼点、事業構想と実現力、展開のスケールには目をみはるばかりです。

参考
アストロスケール 宇宙の持続可能性
https://astroscale.com/ja/space-sustainability/

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当社製品のご紹介
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【安全対策用カバーのご紹介】
 当社では製造現場での安全対策用のカバーとして製品を納入しています。
採用実例をご紹介しますと、物を上下に昇降させるリフターや昇降機と呼ばれる機械の挟まれ防止対策として多くご使用
いただいております。

製造現場では安全センサーの導入により、機械の運転を制御する事で作業者の安全を確保しています。

しかし、安全センサーにも欠点があり、汚れや障害物などにより、正確に検知をしない事があり、製造現場での事故は大きな
問題となっています。
製造現場で事故が起こると、従業員の怪我だけでは済まず、製造している企業の信頼にも大きな影響を及ぼします。

当社製品が機械に取付られる事により、作業者が目視でカバーを確認でき、カバーを避けて作業を行う事から、挟まれ事故の
未然防止に貢献していると評価を頂いております。

カバー仕様について、設置・取外を簡単に行うファスナー二分割タイプや、内部の様子が確認できる小窓付きなど様々な
バリエーションがあります。

スペースが無い場合でも他の方法で設置が可能となる場合がございますので、お問い合わせをお願いします。

 では、次回通信をお楽しみに。






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